無料でダンボール回収が行われリサイクルで災害用ベッドに

ネットショッピングばかりしている人は、毎日のように何らかの荷物が届くという人もいます。そうするとダンボールって結構たまってしまうものです。たとえば、有名なネットショップサイトはダンボールのロゴもかわいく、おしゃれなカラーのものがあります。このようなダンボールの同じサイズを集めて収納に使っている人もいます。部屋のすき間にピッタリ収まれば、まさにシンデレラフィットでしょう。このように捨てようとしていたダンボールを何かで活躍させようという、セルフ再利用は意外と若い年齢層や女性を中心に行われています。

日本で人気のメーカーでも、ダンボールを使った収納を展開しています。箱状の収納ケースから、書類の収納にピッタリなボックスファイル、洋服が何枚かかけられるミニクローゼットのようなものまで取り扱っています。この手の商品のメリットは、使わない時は折りたためばスペースがいらない、使わなくなったときにごみとして出すときも面倒さがないという点です。また、価格ももとは紙というだけあってお手頃価格です。

これらの便利で見栄えも決して悪くない商品はもともとダンボール回収を無料で行い、それらの商品が製品化されています。ダンボールの役目は意外と短いもので、ネットショップに注文し、それらが無事配送されれば、ごみになってしまうような流れが主な役目です。大きな役割を担っているのに、何だか寂しくもなります。ダンボール回収率は90%を無料でも超えているそうですが、どうやら再利用としてダンボール箱を作るのも落ち着いてきているという話もあります。

そこで、ダンボールを大量に使う再利用の方法として脚光を浴びているのが、災害用ベッドです。簡単に組み立て、設置もできるベッドなので災害用にピッタリであるため、多くの自治体が注目している災害関連商品です。もとは、ダンボール回収を無料でしてもらったものも含まれていることでしょう。お値段も10,000円程度なので、自治体が興味を示すのも納得できます。災害避難時は、床にそのまま寝ることは健康面を考えても問題があると言われています。使わないときも椅子代わりとして活躍するため、足の悪い方にとってはとても助かる存在です。海外では、災害時はこのようなダンボールベッドを使うのが主流だそうです。ダンボール回収が無料で行われている今だからこそ、たくさんのダンボールベッドを作って保管して欲しいと思います。